院長紹介
院長よりごあいさつ
人生の愉しみ(たのしみ)を
いつまでも
私の患者さんの中のある男性(約80才)のご趣味は、尺八の吹奏はもちろんのことその作成もなさいます。作成に至っては竹の生い茂る里山に自ら分け入り、自分が理想とする尺八の形状にぴたりと当てはまる竹を自ら切り出されます。かなりマニアな方です。
男性は両方の肩の痛みを訴え私の外来を受診なされ、このようにおっしゃいます。 「竹を取りに行かなかったら、肩もそう痛くはないけれど。やはり尺八づくりをやめなければいけないでしょうか?」
私はこう答えます。 「(尺八づくりを)を絶対にやめてはいけません。必ず続けてください。」 趣味である尺八づくりを諦めた後の、その後の人生は砂をかむような無味乾燥な日々の連続ではないでしょうか。
この男性のように肩の痛みに限らず、腰・膝・手の痛みのために「人生の愉しみ」に制限を受けそうなとき、ぜひ当院を受診ください。本当に安静(=大好きな趣味を諦めること)が必要なのか、それとも投薬・注射・医療用サポーターすれば運動できるのか、レントゲンや診察から的確にアドバイスいたします。
さらにはリハビリテーションで筋力を増加し姿勢を見直し、肩・腰・膝の安定性を改善することによって、ぜひとも「人生の愉しみ」を味わい尽くしてください!
ラジコンは約10年前に始め、ほぼ毎週ヘリコプターや飛行機を「ラジ友」と楽しんでいます。実際の飛行機と異なって「安全運転」することはありませんので、度々墜落しては修理の日々です。
読書量は多いほうだと思います。かつては司馬遼太郎氏の作品にはまっていた時期がありました。あまりにはまりすぎて、その歴史の舞台を自らの足で訪ねるようになりました。京都の蛤御門の扉に残る、明治政府軍(=薩摩軍)が放った砲弾の弾痕を見に行きました。神戸では源義経の、あの有名な「鵯越え」を自分の足で歩きました。ほとんど崖でした。横須賀には日露戦争で活躍した戦艦「三笠」の実物(!)が陸揚げされ、博物館になっています。東郷平八郎が指揮をした艦橋に自ら立ってみました。司馬氏の作品はほとんど読んだので、最近はユバル・ハラリ氏の「ホモサピエンス全史」や角幡唯介氏の作品を読んでいます。
略歴
院長:畑中 均/昭和39年8月12日生まれ | |
平成 3年 | 広島大学医学部卒業 |
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平成3年6月~平成4年5月 | 国立小倉病院に研修医として勤務 |
平成4年6月~平成5年3月 | 九州大学付属病院に研修医として勤務 |
平成5年4月~平成6年5月 | 別府発達医療センターに勤務 |
平成6年6月~平成7年6月 | 九州労災病院に勤務 |
平成7年7月~平成8年6月 | 下関中央病院に勤務 |
平成8年7月~平成9年2月 | 三菱化学病院に勤務 |
平成9年3月~平成11年3月 | ワシントン大学整形外科 (St. Louis, 米国)で腱損傷におけるbiomechanicsに関する研究に従事 |
平成12年4月~平成14年3月 | 吉塚林病院に勤務 |
平成12年4月~平成14年3月 | 溝口整形外科病院に勤務 |
平成13年3月 | ワシントン大学整形外科にて行った業績にて、医学博士 |
平成14年4月~ | 九州労災病院整形外科、手の外科部長 |
資格・専門医
- 医学博士
- 日本整形外科学会認定専門医
- 日本手外科学会認定手外科専門医
- 日本手外科学会認定手外科指導医
- 日本整形外科学会認定運動器
リハビリテーション医
所属学会
- 日本整形外科学会
- 日本手外科学会
- 日本骨折治療学会
- 西日本整形・災害外科学会
- 九州手外科研究会